かつての繁華街「百軒店」は今や渋谷一の風俗街へ
渋谷が「若者文化・流行の発信地」の代表格として知られるようになってからかなりの年月が経っておりますが、その立役者となったものが何かご存知でしょうか?
「それは、109とかセンター街じゃないの?」と思う方が多いかもしれませんが、実はそれだけじゃないんです。確かに、若者文化発信地となった背景にマルキューの存在は大きいのですが、当時東急グループの牙城であった渋谷に西武グループの西武百貨店、パルコ、ロフトが進出し、それに対抗する形で東急グループがマルキューをオープンさせたという歴史があるからなんです。
ですから、渋谷が今日のように、JR埼京線、山手線、湘南新宿ライン、京王井の頭線、東急東横線、田園都市線、東京メトロ半蔵門線、銀座線、副都心線が乗り入れる一大ターミナル駅になったのは、東急グループと西武グループが背景にあったからというわけなんです。なお、現在は、副都心線が西武線に直通運転している関係で、渋谷駅でも西武鉄道の車両を見ることができるようです。
今の渋谷の繁華街の中心は、東急百貨店東横店、マルキュー、センター街などがある駅周辺となっていますが、かつての渋谷繁華街は別な場所にありました。その場所は、ハチ公口からスクランブル交差点を渡り、道玄坂を登った先にある百軒店と呼ばれるエリア。
今は、渋谷道玄坂女学園のようなホテヘルやラブホなどが立ち並ぶ渋谷最大の風俗街となっていますが、かつては喫茶店や映画館が多数存在する、渋谷を代表する娯楽の中心地でした。百軒店には今も、当時から続く喫茶店が営業しており、当時の面影を偲ぶこともできます。
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